イベントは午前・午後の2部構成で行い、約70名（子ども約50名、大人約20名）の方々にご参加いただきました。
参加者には2人1組で「ひもぎり式」での火おこしに挑戦していただきました。火をつけるには力だけでなく、タイミングや協力が必要であるため、親子や友達同士で息を合わせながら取り組む姿が多く見られました。
何度も挑戦する子どもたちの姿がとても印象的でした。

火おこし体験の後には、「炎色反応」の実験を行いました。
焼ミョウバン（カリウム）、ホウ酸（ホウ素）、消毒用アルコールを燃焼させ、それぞれ異なる色の炎が現れる様子を観察してもらいました。

赤、紫、緑と変化する火の色に、子どもたちは目を輝かせて見入っていました。
中には「花火のやつだ！」と、説明の前に気づく子もいて、学びへの感度の高さにスタッフ一同感心しました。

また、火の便利さと同時に危険性についても改めてお伝えしました。

火おこし体験の後には、子ども食堂の皆さまによる炭火焼きのBBQや焼きおにぎりのランチを楽しんでいただきました。
火を使って調理された温かい食事を囲み、笑顔あふれる時間となりました。